立川市根川緑道の桜2024/04/07 18:03

4月7日立川市根川緑道の桜のステレオ写真※です。

根川緑道の桜(1).jpg


根川緑道の桜(2).jpg

※ ステレオ写真は写真全体の幅を13cm位の大きさ(またはスマホの横画面)に表示してなるべく近くからかつ遠くを見るような感じで見てみてください。(スマホ用VRゴーグルがおすすめです)

国立市大学通りの桜2024/04/06 17:58

4月6日大学通りの桜のステレオ写真※です。

大学通りの桜(1).jpg


大学通りの桜(2).jpg

※ ステレオ写真は写真全体の幅を13cm位の大きさ(またはスマホの横画面)に表示してなるべく近くからかつ遠くを見るような感じで見てみてください。(スマホ用VRゴーグルがおすすめです)

日野宿本陣2024/03/28 21:36

今日近くに行く用があったので日野宿本陣(※1)を見てきました。

幕末に日野宿の問屋と日野本郷名主を務めていた佐藤彦五郎の本陣兼自宅として1864年(元治元年)に完成した建物です。

甲州街道からの全景(ステレオ写真※2)
甲州街道からの全景

正面全景
正面全景

土間から広間、勝手を見る
土間から広間、勝手を見る

上段の間
上段の間


※1 https://www.city.hino.lg.jp/shisei/profile/kokusai/note/nikki/1002355.html
※2 ステレオ写真は写真全体の幅を13cm位の大きさ(またはスマホの横画面)に表示してなるべく近くからかつ遠くを見るような感じで見てみてください。(スマホ用VRゴーグルがおすすめです)

ひと足早いハクモクレン2024/03/17 22:28

彼岸の入りの日曜日、桜の名所でもある根川緑道でひと足早くハクモクレンの花が咲いていました。

根川緑道のハクモクレン

※ ステレオ写真は写真全体の幅を13cm位の大きさ(またはスマホの横画面)に表示してなるべく近くからかつ遠くを見るような感じで見てみてください。(スマホ用VRゴーグルがおすすめです)

建築の木造化推進と火災2024/02/23 21:08

温暖化対策のひとつとして建築物の木造化が官民で推進されています。
長らく木造といえば2階建て以下の住宅が主でしたが、法律の改正などにより近年では10階建て以上の大規模な建築も木造で建てられるようになりました。
木造で大規模な建築が建てられるようになったのは火災に対する考え方をよく言えば柔軟に考えるようになったからです。
ただ昭和に学校を出て資格を取った私などは本当にいいのかなという思いが頭の隅からずっと離れませんでした。

建物は階数により火災時に避難できる時間(1~3時間)だけ崩れ落ちなければよいとする考え方で、これは法規制上は木造も鉄筋コンクリート造等も同じです。木造の場合は柱などを上記時間だけ構造上保てるように石膏ボードなどの燃えにくいもので被覆したり、燃えても避難する上記時間が稼げるように断面を大きくします。一見するとこれでいいように思えますが、木造と鉄筋コンクリート造が決定的に違うのは、木造は最悪法規制の上記1時間とか3時間以上経てば燃えて崩れ落ちてしまう可能性があるのに対して、鉄筋コンクリート造は内部が燃えても崩れ落ちはしないということです。コンクリートは高熱にさらされれば強度が落ちるので火災にあった建物を改修等してそのまま使い続けることはできませんが、適切に防火区画をすれば火災を建物の一部にとどめることができ、建物が崩れなければ周囲への延焼もしにくくなります。
こんなことをいま改めて書こうと思ったのはたまたま下記のニュースに接したからです。


スペイン 14階建ての集合住宅全焼 4人死亡 19人と連絡取れず

「スペイン 14階建ての集合住宅全焼 4人死亡 19人と連絡取れず」(NHKニュース 2024年2月23日 16時25分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240223/k10014368701000.html


このニュースだけではどの程度防火対策がなされていたのか、どのような状態で鎮火したのか詳しいことはわかりませんが、少なくとも日本で鉄筋コンクリート造などの共同住宅が、このように建物全体が燃えてしまうような火災は私の記憶にはありません。(客室間の防火区画ができていなかったホテルが全焼し多数の犠牲者が出た例はありました。)

大規模・高層建築物の火災に限らず、木造建築物の火災に対する危険性は常にあって明治以降都市の不燃化が叫ばれ、レンガ街とか鉄筋コンクリート造の防火帯建築などがつくられました。先月の能登半島地震でも大規模な火災が発生しましたが、(非現実的な仮想の話ですが)もしあの木造建築群の多くが鉄筋コンクリート造等であったらあのような大規模な火災にはならなかったでしょう。
建築の木造化は(国際)政治的な力も働いているのでしょうが、もう少し慎重に進めた方が良いように思います。

小澤征爾のシャコンヌ2024/02/10 22:33

指揮者の小澤征爾が亡くなったとのニュースが昨日、今日と大きく報道されています。
小澤征爾のCDは何枚か持っていますが、私が最も好きな録音は『小澤征爾プレイバッハ』の4曲目『パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004:シャコンヌ(斎藤秀雄編)』です。
さすがにこの名曲はそうそうお気楽に聴く気にならず、今夜久し振りにこの演奏を聴きましたが、やっぱり何度聴いても素晴らしい。
もともと無伴奏バイオリンのための曲をオーケストラで演奏するのですが、決して派手派手なこけおどし的な演奏にならず、この上なく美しく優しくかつ人を励まし救う音楽になっています。真ん中あたり、短調から長調に転調するところでは涙と鼻水(失礼)があふれてきます。
原曲の無伴奏バイオリンによる演奏以外では、ピアノやギターなど様々な楽器で数多くの演奏がありますが、この斎藤秀雄編曲による小澤征爾の演奏が一番感動します。何十年たっても。

小澤征爾プレイバッハ

如月朔日梅満開 3Dデジカメにて2024/02/01 17:36

2010年発売という古~い3Dデジカメ FinePix REAL 3D W3 をたまたまメルカリで入手したのできょう近所で試し撮りしてきました。
デジカメが左右に2台合体したようなカメラでそれぞれ右目左目となって立体的に見える写真が撮れる仕掛けです。
撮れた写真は右目左目それぞれで見えるであろう写真が2枚横にならんでくっついたような画像になります。
これを立体的に見るにはスマホ用VRゴーグル等それ用の道具か、裸眼で見る場合にはちょっとした練習というか慣れが必要になります。

それでは実際の写真を何枚か
(PCで見る場合は画像を新しいタブまたは新しいウインドウで開くと画面にあった大きさで見ることができます)

立川のガニガラ広場では満開の梅の木がありました
ガニガラ広場の梅の木

梅の花の近接の写真です
ガニガラ広場の梅の花

立体写真ということで建築(立川柴崎市民体育館)も撮ってみました
立川市柴崎市民体育館

やはり立体的に見えたほうが2次元写真よりわかりやすいと思います。
このカメラのレンズは35mmフィルム換算で約39mm~149mm相当となっていてあまり建築には向いていないのが少し残念なところですが、立体的に見えるというのは建築を写真で伝えるという観点で大きな利点になると思います。
このカメラも2010年以降後継機が出ていないように3D映像とか立体写真などすっかり下火になってしまっているようですが、VRとは別に静止画で立体写真を撮ったり観賞したりできる機器類が普及したらおもしろいと思います。

オンラインで建築士定期講習2024/01/27 14:28

3年に1回義務付けられている建築士定期講習ですが、今回初めてオンラインで受講しました。
今までだと指定の日時、場所で丸1日かけて講義とテストがあったのですが、オンラインだと自宅で都合の良い時間に動画を見て受講し、テストは決まった時間にオンラインで受ける形でした。
建築も地震などの災害被害やCO₂削減の国際情勢等により関係法令など年々変わり、私など3年に1回の講習も結構参考になる感じです。
ただテキストも2冊で厚さ3センチ近くある大部で内容は多岐にわたり、とても1日で修了できる分量ではありません。講義の動画も講師によってはテキストの関係するページを一字一句そのまま棒読みするだけで、わざわざ視聴しなくてもここを読んでおくように伝えれば済むのではないかとさえ思うこともありました。
限られた時間での講習は修了テストも含めてどうしても限定的、基本的な内容ですが、手元に残ったテキストは資料としても活用できそうです。
次回も手間暇考えるとオンラインがよさそうですが、でもやっぱり講義は生のほうがいいですね。

名曲中の名曲?第九2023/12/24 21:55

クリスマスイブのきょう、家でバッハのクリスマス・オラトリオ第1部を聴いてそのあと年末だということもありいつもは聴かないベートーベンの第九を気まぐれで聴いてしまいました。
なによりバッハは大好きでクリスマス・オラトリオもウキウキ楽しくなりますね。
ベートーベンの交響曲も好きなのですが、どうも第九の第4楽章だけは昔からあまり好きになれないのです。名曲中の名曲のはずなのに。
第九でも1、2楽章などリズミカルで思わず体が動いてしまいそうになるし、3楽章は美しいメロディにうっとりしてしまいます。ところが4楽章になると唐突感がいっぱいで心と身体が共鳴しないような感じです。

よく見れば詩も

「ひとりの友の友となる
 幸運を勝ち得た者は
 心優しき妻を得た者は
 この歓声に声を合わせよ
 地上に一人だけでも
 心を分かつ相手がいる者も歓呼せよ
 それができなかった者は
 この輪から泣く泣く立ち去るがよい」
(フリードリッヒ・シラー 邦訳:城所孝吉)

「それができなかった者はこの輪から泣く泣く立ち去るがよい」

なんてどうも好きになれないのですが・・・