「吉田鉄郎の近代」展 ― 2020/01/21 19:56
数日前、なんと国立近現代建築資料館の新聞折込チラシ( http://nama.bunka.go.jp/wp-content/uploads/2019/11/nama2019_yoshida.pdf )が入ってきました。(もしかしたら新聞とは別にポスティングされていたのかもしれませんが、とにかくチラシとして郵便受に入っていました)
それで以前からこの資料館、一度行ってみたいと思っていたこともあって今日その展覧会に行ってきました。ちょうど資料館スタッフによる展示解説をやっており、途中からでしたがそれも聞くことができ、おまけにB5判64ページの立派なカタログも無料でもらえました。
吉田鉄郎といえばなんといっても東京中央郵便局が有名ですが、これら逓信建築以外にも初期には木造住宅や様式風の建築なども手掛けており、多様な設計を残していることをはじめて知りました。展示されているドローイングや設計図類などもよく残っていたと思います。
国立近現代建築資料館はせっかく展示の機能も持っているのに外からのアクセスがよくありません。アクセスは2つありひとつは、湯島地方合同庁舎という広い役所の敷地の一番奥にあるので一般来庁者と同じように正門守衛室で来意を告げ名前を書いてバッジを付けて入ります。もうひとつは敷地が接していて別施設の都立旧岩崎邸庭園から同園の入園料を払って入ります。なんでこうなったのでしょうか?
どちらにしてもわかりにくく入館しずらくて、せっかくの貴重な建築資料が一般の人たちのために生かされていないのではと思いました。
五輪公式服、まるで新国立競技場みたい? ― 2020/01/25 18:09
きょう(2020年1月25日)の朝日新聞に五輪公式服についてファッションデザイナーのドン小西さんのこんなコメントが載ってました。
「斬新さがなくて、そつなくやった印象。ボタンや裏地などのディテールにこだわっているが、訴えかけてくるものがない。これが日本らしさなのか」「日本にも若手デザイナーがたくさんいる。ファッションは時代を映す鏡。今の日本から斬新なものは生まれないのか。ちょっと寂しい」
まるで先に完成した新国立競技場のことを言っているみたいです。
ちょっとじゃなくてすごく寂しくて残念です。
でもきっとこれが今の日本の現状なのでしょう。

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