Windows 11 の拡大鏡が真っ黒 ― 2024/12/07 14:06
きのう数か月ぶりにノートパソコン(dynabook)で Windows 11 の拡大鏡を使おうと思ったら“レンズ”ビューが真っ黒になって使えませんでした。ネットで検索してもこのような現象があまりないのか思うような解決策が見当たりません。やむを得ずメーカーのサポートに電話をして30分くらいあれこれ指示してもらいましたが解決せず、最後にPCを初期状態に戻すことを提案されました。さすがに拡大鏡のために初期状態に戻してすべてのアプリケーションの再インストールや設定をやり直す気にはなれませんでした。
サポートとのやり取りの中でグラフィックドライバーの不具合ではないかというようなこともチラッと言ったのですが、Windows Update の確認ぐらいしかしませんでした。
古いバージョンの Windows のころはPCやデバイスが思うように動かないなどでいろいろと自分で解決しなければならないことも間々あったのですが、最近の Windows はめったにそのようなことはないので、大したことではないのですが久し振りに自分でいじってみることにしました。
そこで、日頃 dyabook のアップデートは Windows Update しかされていないように感じていたのでインテルのグラフィックドライバーを探したところ以下のようなものが見つかりました。
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Intel® Iris® Xe Graphics
ご使用のコンピューターにはコンピューターの製造元がカスタマイズしたドライバーがインストールされています。インテル® ドライバー & サポート・アシスタントは、このドライバーをアップデートできません。製造元がカスタマイズしたドライバーの代わりにインテルの汎用ドライバーをインストールすると、技術的な問題が発生する可能性があります。コンピューターの製造元に問い合わせて、お使いのコンピューターの最新ドライバーを入手してください。
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その内容からちょっと躊躇しましたが、PCの初期化をしたりするよりはいいだろうと思いこのドライバーをインストールしました。拡大鏡の問題はあっさり解決しました。今のところ特段グラフィックの不具合は見られません。
素人考えで間違っているかもしれませんが、Windows が自動でアップデートされる中PCメーカーからのドライバーが古いままアップデートされず不具合が発生したのではないかと思いました。
Windows がまだ普及する前 MS-DOS のころから、PCってマニュアル通り生真面目に使うより多少いい加減に触って試してみるくらいでないと使えない気がしていましたが、今どきの“IT”機器と呼ばれるようになったものもその点はあまり変わらないのかもしれません。
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